心和む童話って?『マリアの子ども』その1

マリアの子どもはグリム童話のひとつ。ある貧しい家庭に生まれた女の子は、その生活苦から3歳の時に聖母メル友マリアに引き取られ、天国で幸せな生活をおくるようになった。女の子が14歳になったある日、マリアは「旅に出るから童貞 鍵束を預かって欲しい。ただし、13番目の扉を開けてはならない」と女の子に言いつけるが、女の子は周りの天使が止めるのを聞かず、独りになった隙に13番目の扉を開ける。旅から戻ったマリアは、女の子が13番目の扉を開けたことに気づくが、女の子は「開けていません」と頑なに言い張る。マリアは女の子に対して「言いつけを聞かなかったばかりか、嘘をついたお前はもう天国にいる資格は無い」として、女の子を口がきけないようにして下界の荒野に落とす。口もきけず、身よりも無い女の子は、天国を思い出しながら木の洞で泣き暮らす。しかし数年後、通りかかったその国の王子に拾われ、結婚することになる。

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