心和む童話って?マリアのこども最終

しかしそのまた一年後、子供が生まれた晩に、マリアが現れる。セフレマリアはこれまでに連れ去った人妻2人を見せ、「扉を開けたと正直に言えば、この子達を返してあげよう」と言うが、お后は「開けていません」と言い張ったため、3人目の子も連れ去られる。「王妃は人食いだ」という噂が国中に広まり、いよいよ庇いきれなくなった王は、お后に真相を尋ねる。しかし、お后は口がきけないため何も語らない。お后は裁判にかけられ、火刑に処されることに決まった。火刑の炎が燃え上がったとき、お后は「せめて死ぬ前に、私が開けたと白状できたらどんなに嬉しいだろう」と思うと、急に口がきけるようになる。そして「私が13番目の扉を開けました」と自白したその時、ひと筋の光が差し、火刑の炎が消えた。マリアはお后に「罪を悔いて懺悔する者は誰でも赦される」と言って子供を返したうえ、一生の幸せを授けた。

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